デキる上司作者: 白潟敏朗出版社/メーカー: 中経出版発売日: 2007/02/28メディア: 単行本(ソフトカバー) クリック: 3回この商品を含むブログ (9件) を見る
リーダー初心者向けって感じのやさしい内容。
まとめ
できる上司とは?
- (社長目線)部下と力を合わせ、部門の成果を出し続けることができる上司
- (部下目線)自分のやる気を引き出し、成長させてくれる上司
部門で目標を定めたたりしても達成できない理由
- 数字だけ・数字中心で、夢がない。やれされ感がある。
- 欲張りすぎて、活動が発散する。
- 時間がかかりすぎる。へとへとになってしまう。
リーダーのテクニック
- 「今日の一面読んだ?」と毎日問い続ける。
- 「読んでません」と答えたら「読んどいてね」と軽く答える。新聞を読むようになるまで続ける。
- 「読みました」と答えたら「気になった記事はある?」と聞く。
- さらに「それについて、自分のためになったこととか、役に立ったことはある?」と聞く。
- 報告はまず結論を述べさせ、それから詳細を説明させる。
- 部下から質問されたら「あなたはどう思う?」と逆に問いかける。コーチング。
- 本を読むくせをつけさせる。
- 勉強会を開催する。
- 仕事がうまくいったコツを発表させる。
その他、Webで見つけた内容
MBA型リーダーは企業を破綻させる - 米国をまねる日本企業の落とし穴
マネジメントの本来の仕事とは
- 組織を構成するメンバーの活力と一番いい部分を引き出すこと
であり、
- メンバーの意思決定能力
を高めることで、組織を発展させていくこと。
つまり、マネジメントの成功とはトップ個人が成功することではなく、他者を成功させることを意味する。
セイコーエプソンがリーダーに求める人材像
(1) いろいろな課題がある中で優先順位をつけ、重要なことに力を注げる人
(2) 周囲の人に影響力を発揮し、周りの人がついていこうとするような人
(3) 決して途中で投げ出さず最後までやり遂げる人